2011年03月18日

美浜の会のページからの転載ー意図的な「安全宣伝」にだまされてはならない

美浜の会のページから転載です。


http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/fukushima_exp20110317.htm
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放射能汚染レベルと被ばくに関する、
政府や原発を推進してきた「専門家」、マスコミによる
意図的な「安全宣伝」にだまされてはならない

  ・レントゲンでの被ばくと比べて「十分低い」はデタラメ
  ・内部被ばくの危険を伝えていません
  ・自然放射能と異なる人工放射能の危険を伝えていません

政府は詳細な線量レベルと放出された放射能核種の情報を公開すべき

 「直ちに人体に影響が出る状態ではない」「レントゲン1回で50マイクロSvと比べると十分低い」「ニューヨークへの旅行と同じだ」「正しく認識してください」と人体に影響はなく、問題がない「過度に心配しないよう」等々、政府発表もマスコミも垂れ流している。

1.レントゲンでの被ばくと比べて「十分低い」はデタラメ。レントゲンによる被ばくと大事故による被ばくを比べるなど許せません
 「直ちに人体に影響が出る」とは、一体どのようなことを想定しているのか。急性死(7000ミリSv)なのか。白血球の減少(25ミリSv)のことか。そのような極限的な状況でなければ「安全」とでもいいたいのか。
 通常の自然放射線レベルは0.02〜0.07マイクロSv/h程度である(ミリSv/h、マイクロSv/h:1時間当たりの被ばく線量のこと。1ミリSv=1000マイクロSv)。しかし、福島原発から20km〜30kmの地点で330マイクロSv/hが測定された。福島県内では恒常的に20マイクロSv/h前後といったレベルで推移している。100km以上離れた宮城県や茨城県でも1〜5マイクロSv/hといったレベルが継続している。マスコミは「十分低い値」というが、自然放射線レベルの何十倍、何百倍、何千倍のレベルである。こんな異常な状況が、地震発生から1週間近くも続いている。しかも、福島原発の事故は日ごとに深刻さを増し、終息の目処はない。汚染と被曝は拡大している。「レントゲン1回の50マイクロSv」より「十分低い」3マイクロSv/hであっても、その場所に1日いただけで72マイクロSv、1週間滞在すれば504マイクロSv。
 病気やケガのためにやむなくうけるレントゲンによる被曝と、原発事故によって否が応にもさらされる被曝は全く別問題だ。それを同列にして比較するようなものではない。

2.内部被ばくの危険を伝えていません
 さらに重要なのは、現在、周辺住民がさらされている被ばくは、レントゲンとはまったく性格が異なることだ。同列に比較し、さも「安全」であるかのような宣伝は許せない。空気中に混ざっている気体状の放射能や浮遊している微粒子状の放射能は人体の外側から放射線を浴びせるだけではない。本当に怖いのは、汚染された空気を吸い込み、あるいは水や食物から放射能を体内に取り込むことだ。すでに福島県内の水道水からは、高い濃度のヨウ素やセシウムも検出されている。もちろん、それらの放射能は空気中にも広範囲に拡がっている。いったん取り込まれた放射能は、臓器や組織に沈着し、身体の中で放射線を出し続け、細胞や遺伝子に影響を与え続ける。このような形の被ばくを内部被ばくという。レントゲンは一時的な身体の外からの被ばくにすぎない。内部被ばくとは全く違う。内部被ばくの危険性を知りながら、政府もマスコミも「専門家」達も、そのことを語らない。「頭を洗えば大丈夫」「衣服についている放射能を払えば問題ない」を繰り返すだけだ。

3.自然放射能と異なる人工放射能の危険を伝えていません
 自然放射線と比較して何倍、何十倍というが、これは外部被ばくだけを計算上比較したものに過ぎない。自然放射線は大地や宇宙からやってくる放射線によるものであり、主には外部被ばくだ。今、福島原発から放出されている放射能は人工放射能であり、自然放射能とは異なる。人類を含む生物は長い進化の過程で、自然界に存在する放射能と折り合いをつけ、体内に蓄積しないようなメカニズムを作り上げてきた。だが、私たちの身体は、現在放出されている人工放射能に対処できる仕組みを備えていない。それどころか、たとえば放射性ヨウ素については、成長ホルモンを作るために不可欠で希少な物質だとして、甲状腺などの組織に深く取り込んでしまう。特に、成長期にある子供達には重大な影響を与える。政府・マスコミは、人工放射能と自然放射能の違いについてもまったく説明していない。
(参照:胎児や乳児を苦しめる人工の放射性ヨウ素)

4.被ばくはいかに微量でも危険−集団被ばく線量が事故の重大性を物語る
 被ばく線量はいかに微量でも人体に影響を与え得ることは全米科学アカデミーの報告書(BEIR VII, 2005)が事実として認めているところであり、現在の法令における放射線防護基準の基礎を与えている国際放射線防護委員会(ICRP)であっても取り入れている基本的な認識である。だからこそ集団被ばく線量(人・シーベルト単位)が問題になる。放射能が広がって一人ひとりの被ばく線量は低くなっても、集団が浴びる線量は減らない。被ばくの影響はいずれはガンや白血病などの晩発性障害となって、確率的に誰かの身に現れる。それは私かも知れないし、あなたかもしれないのだ。このような観点が意図的に捨てられている。

5.放射能汚染に関して、線量と放射能核種の詳細な情報を公開すべき
 そもそも、どんな放射能がどれだけ環境中に放出されているのか。具体的な値は明らかにされていない。ヨウ素は?セシウムは?ストロンチウムは?プルトニウムは? 放射能の種類によって人体への影響も異なる。国は広範囲な測定を実施し、線量とともに放出された核種のデータを明らかにすべきだ。

 東電・原子力安全・保安院、文科省、福島県などが公表している限られた資料ではあるが、それをもとに情報を公開してく。

 ・政府等のモニタリング値




posted by 再処理を案ずる府民の会、高野潔樹 at 08:50| 京都 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

陸自命がけ「空から陸から放水」作戦も放射線量下がらず…福島第1原発事故

陸自命がけ「空から陸から放水」作戦も放射線量下がらず…福島第1原発事故
スポーツ報知

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110318-00000006-sph-soci

 東日本大震災の影響による東京電力福島第1原発の事故で、陸上自衛隊は17日午前、ヘリコプターを使い、同原発3号機への水投下を決行した。使用済み核燃料貯蔵プールの水位低下による、大量の放射性物質放出を防ぐための非常手段。前日に投下を断念したほど、高濃度の毒性物質が渦巻く中、命がけの任務を遂行した。自衛隊は夜にも、地上から、消防車を使って放水。東電はヘリでの投下について「燃料の冷却効果があった」との見方を示した。日本の危機をぎりぎりで回避するために、18日も放水は続く。

 危険すぎる空域から4回、水を落とした。最初の投下は午前9時48分。陸自の大型輸送ヘリがつり下げた専用容器に7・5トン(7500リットル)の海水を満たし、3号機に豪雨のように降らせた。2機が交代で2回ずつ、合計30トンを投下した。

 同機は前日、燃料貯蔵プールからとみられる蒸気が上がった。プールは震災後に冷却機能が停止し、水温上昇。水位が下がると、燃料が露出し溶け、最悪の場合、極めて強い放射性物質が放出される。命を削る非常手段。16日も試み、ヘリは付近に近付いたが、放射線量測定の結果、隊員の高レベル被ばくは避けられないとの判断から見送られた。だが、事態は切迫。17日も放射線量の「状況は変わっていなかった」(北沢俊美防衛相)が、決行に踏み切った。

 投下の際の放射線量は高度約90メートルで毎時87・7ミリシーベルト。陸自乗員の被ばく線量限度は緊急時で年間100ミリシーベルト。1時間余りで緊急時限度を超える。40分以内限定で臨んだ未体験の極限任務。正確さを期し、投下高度は90メートル以下だった。陸自によると、作業した10人の除染後の放射線量は60ミリシーベルト以下で、現段階で健康状態に異常はないという。

 また自衛隊は、午後7時35分から特殊消防車で、地上からも放水した。建屋に近付く以上、ヘリと危険さに変わりはない。警視庁機動隊も高圧放水車で放水したが、線量計アラームが鳴り、約5分間で撤退。自衛隊は5台分を約30分間、放水。「ノウハウがない」(警察庁幹部)と、当初から警察当局が不安視していた任務を、装備の違いこそあれ、自衛隊は完遂した。東電によると、建屋から10メートルと超至近距離の放水だった。

 自衛隊はヘリ30トンと、地上からの30トン放水。地上分は、現場から防衛省に「建屋には届いたが、プールにたまったかどうかは分からない」と連絡があったという。東電によると、原発敷地内の一部で午前中に毎時3・7ミリシーベルト超だった放射線量は、地上放水後の夜も約3・6ミリシーベルトで、大きな変化はない。ただ、ヘリでの放水については「水をまいた際に、水蒸気が出ていたため、多少は冷却できたとみる」と、一定の評価を下した。地上からの放水分は、「まだ結果は表れていない」としている。さらにデータの精査が必要となりそうだ。

 東電側は「効果が上がれば、明日(18日)以降もお願いする」とした。警視庁はこれ以降は実施しない方針で、現地を撤収したが、自衛隊は18日以降も空陸両面の作戦を展開する方向で、準備を進めている。「『死ぬ決心』が必要なのは間違いない」と、陸自幹部が苦悩の表情を浮かべる任務。今は、隊員の覚悟にすべてを託し、日本中が好転を祈っている。




posted by 再処理を案ずる府民の会、高野潔樹 at 08:31| 京都 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月15日

福島第1原発で一時400ミリシーベルト、30キロ以内は屋内退避

福島第1原発で一時400ミリシーベルト、30キロ以内は屋内退避

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20043420110315?rpc=122

[東京 15日 ロイター] 東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)福島第1原子力発電所3号機付近で15日午前、400ミリシーベルトの放射線濃度を検出した。4号機あたりでも100ミリシーベルトを検出、これまでとは単位の違う濃度で、人体に影響のある放射線量が流出する深刻な事態となった。
 菅直人首相は同日午前、記者会見し、福島第1原発周辺で漏えいしている放射能の濃度が高まっており、さらなる漏えいの可能性が高まっていると指摘、すでに退避を要請している半径20キロメートル以内の住民だけではなく、20キロから30キロメートル内の住民に屋内退避を求めた。

 枝野官房長官によると、東日本大震災の発生時は休止中だった第1原発4号機で火災が発生、放射性濃度の急上昇の主要因となった。4号機は炉内に使用済み核燃料があり、水素爆発したと推察されるという。火災は午前11時ごろ、鎮火した。

 夕方に再度会見した枝野官房長官は、ミリシーベルト単位の放射線量検出について、爆発による建屋の崩壊でできた、がれきが原因との見方があると話した。また、4号機からの放射線の濃度は低下しており、高濃度放射線が継続的に出ているわけではないとの分析があることも明らかにした。

 同原発では2号機でも、15日午前6時14分ごろ、圧力抑制室付近で爆発音が発生した。その後、午前8時30分過ぎには、同原発の正門付近で8217マイクロシーベルトの放射線量が検出された。

 共同通信などによると、福島第1原発から南に110キロ離れた茨城県東海村の研究施設で15日午前7時46分ごろ、5マイクロシーベルトの放射線量を検出した。これは、同場所で通常検出される値の約100倍。横須賀、川崎の両市でも15日早朝、最大でそれぞれ通常の約9倍と6倍の放射線量が検出された。東京でも微量の放射性物質が観測されたという。通常を上回る放射線量は千葉、前橋などでも確認された。

 政府は、東京電力と現地の情報を同時に一体に受けとめ、対応を一体的に判断していくために、統合連絡本部を設置した。

 *1ミリシーベルトは1000マイクロシーベルト

 (ロイター日本語ニュース 編集 石田仁志)



福島第一4号機の建屋、ふたつの大きな穴

http://www.asahi.com/national/update/0315/TKY201103150314.html

. 原子力安全・保安院は15日夕、福島第一原発4号機の建屋北西側の壁に、8メートル四方の穴が2カ所開いていることを明らかにした。同日午前6時14分に爆発音がした後、東京電力の従業員が現地で確認したと報告を受けた。4号機には使用済みの核燃料が保管されている。
.

4号機、水が蒸発し水素爆発か 燃料棒露出の可能性も

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103150232.html

福島第一原発4号機でも15日午前6時ごろに大きな音が発生した。東京電力が確認したところ、原子炉建屋の5階屋根付近に損傷がみられた。さらに午前9時38分ごろ、原子炉建屋4階北西部付近で出火を確認。正午前までに鎮火した。

 音がしたのは2号機で起きた爆発音とほぼ同時で、東電は音が2号機のものか4号機のものか、双方で発生したのかは不明としている。枝野幸男官房長官は午前11時過ぎの会見で、貯蔵してある使用済み核燃料から水素が発生して、水素爆発を起こした可能性があると述べた。

 4号機は地震時、定期検査のために運転停止中だった。ただ、原子炉建屋の5階にあるプールに、原子炉から取り出した使用済み燃料が保管されていた。使用済み燃料は熱を持っており、プールに水を循環させて冷やしている。ところが、地震で循環システムを動かす電力を失った。

 通常、プールの温度は40度以下で管理している。ところが、14日午後4時18分時点では約85度まで上昇していた。燃料の周囲を満たしている水が蒸発、燃料棒がむき出しになって水素が発生した可能性がある。ただ、運転停止後時間がたっており、発熱量は小さめだという。実際にむき出しになったかどうかは、確認できていない。

 火災が発生した4階付近には、原子炉の出力を調整する再循環ポンプ用の電源装置があり、モーターに潤滑油が使われているという。

 また、放射線量は午前10時22分時点で、3号機付近で1時間あたり400ミリシーベルト、4号機付近で100ミリシーベルトを測定した。400ミリシーベルトは、緊急時の作業員でも15分間しかその場にいられない数値にあたる。

 枝野官房長官は「4号機の(火災の)影響が大きいとみられる。身体に影響を及ぼす可能性があることは間違いない」と述べた。
.




posted by 再処理を案ずる府民の会、高野潔樹 at 23:08| 京都 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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