2011年03月25日

「祈るしかない」原発修復作業を見守る家族

「祈るしかない」原発修復作業を見守る家族
読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110324-00001076-yom-soci

 「俺が行かないと回らない」と家族に言い残して現場に向かった父。地震後、一度も帰宅せずに事故対応を続ける夫――。火災や爆発の続く東京電力福島第一原子力発電所内で、東電関係者が必死の修復作業に追われている。

 24日には作業員3人が被曝(ひばく)した。危険と隣り合わせの作業の行方を、家族は不安を押し殺して見守っている。

 「夫は無事でいるのか。それだけが頭から離れない」

 3号機で作業中の3人が被曝したニュースを耳にして、50歳代の女性は声を震わせた。東電社員の夫とは、11日の地震発生以降、顔を合わせていない。施設内で地震に遭遇した夫は、その後も現場にとどまり、事故対応に追われている。これまで言葉を交わせたのはわずか3回の短い電話だけだ。

 1回目は14日。1号機で水素爆発が起きた2日後だった。「被曝してない?」と尋ねると、「少しだよ。現場は戦争状態だ」とだけ返ってきた。

 火災や爆発のニュースを見るたび、いても立ってもいられなくなる。だが、女性から電話しても夫の携帯電話にはつながらず、ひたすら夫からの電話を待つ。

 福島県内の避難所に身を寄せる30代の主婦は、夫から届いた3通の携帯メールを何度も読み返している。1号機周辺で作業に携わる夫ら作業員からのメールの着信は、いずれも深夜か明け方。夫たちはイスを並べてようやく仮眠するような状態で、食料も少なく、口にするのは栄養補助食品や缶詰ばかりだという。

 普段は冗談ばかり言う夫だが、事故後、現場に向かう際には「とにかくやるしかない」と短い言葉を残しただけだった。寂しがる小学生の子供2人を、「パパも一生懸命頑張ってるから」となだめているという。

 「作業員の被曝のニュースを聞くと、もう逃げてほしいと思ってしまう」としながらも、主婦は「懸命に働く姿を想像して、あとは祈るしかない」と自分に言い聞かせるように語った。

 現在、2号機周辺で作業している男性は、地震発生直後、「俺が行かないと現場が回らないから」と家族に言い残して、自宅を出たという。20歳代の長男は、数日後にかかってきた電話で父から「自分も被曝していると思う」と打ち明けられた。覚悟を決めたようなその口調に、長男は何も言えなかったという。長男は今、宮城県内の被災地でボランティアに取り組む。父親の姿に、自分も誰かの役に立ちたいと思ったからだという。「危険と隣り合わせで頑張っているオヤジは誇り」という長男は、一日も早い原発の修復を祈っている。 .





東日本大震災:川崎消防出発「未来のために全力」、横浜は引き継ぎ終え帰還/神奈川

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110324-00000084-kana-l14


東京電力福島第1原発への放水活動を支援するため、川崎市消防局の緊急消防援助隊12隊36人が24日朝、現地へ向けて出発。同日昼、原発から約40キロ離れた現地対策本部に到着した。

 援助隊の出発式は、市消防局総合庁舎(同市川崎区)で行われた。指揮をとる冨岡隆統括部隊長(59)は「与えられた任務をしっかり遂行し、一丸となって未来のために全力を尽くしたい」と決意を述べた。

 派遣されたのは、市内8消防署から選抜した、特別高度救助隊員を含む35歳から59歳の36人。東京消防庁が設置した高所放水車などを使い現体制での活動を維持するが、派遣した大型高所放水車や特殊災害対応車はバックアップ用として現地対策本部で待機する。

 隊員は26日まで作業に当たり、名古屋市消防局に引き継ぐ予定。

    ◇

 22日に現地入りした横浜市消防局の緊急消防援助隊(9隊67人)は24日午後、川崎市消防局との引き継ぎを終え任務を終了した。隊員は同日中に横浜市民防災センター(神奈川区沢渡)に戻り、医師による血液検査、問診などを受ける。

 24日の放水活動は、東電側が3号機の燃料プール内側からの注水態勢を整え既存の冷却システムで対応可能になったことから中止された。23日夕には、到着後、初の使用済み燃料への冷却放水が予定されていたが、3号機から黒煙が出たため実施されず全隊員が退去した。




福島第1原発 大阪市消防隊帰還「祈りとつらさ交錯」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110325-00000001-maip-soci

東日本大震災で、東京電力福島第1原発に派遣された大阪市消防局の隊員53人が帰阪し、24日、平松邦夫市長に活動状況を報告した。待機所から出動する隊員を送り出した木村忠彦・警備方面隊長(54)は「祈りとつらさが交錯したが、隊員たちの力を信じていた」と振り返った。

【福島第1原発】東京消防庁も3号機に放水

 大阪の隊は現地に20日到着。東京消防庁の放水活動に連携し、突入隊員の除染作業を支援した。23日帰阪した隊員の健康状態は、いずれも良好という。

 22日に出動した隊員6人に自らの手でヨウ素剤を服用させた木村隊長は「(放射線が)目に見えず、難しい活動だったが、隊員は任務を全うしてくれた」と報告。平松市長は「最前線で活動されたことを誇りに思う」とたたえた。【平川哲也】







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作業員3人被ばく、2人搬送=建屋地下で放射線やけど―復旧作業中・福島第1原発

作業員3人被ばく、2人搬送=建屋地下で放射線やけど―復旧作業中・福島第1原発
時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110325-00000000-jij-soci

 東京電力は24日、東日本大震災で被災した福島第1原発の3号機タービン建屋内で、作業員3人が170〜180ミリシーベルトの放射線を浴びたと発表した。累積被ばく量は、特例として認められた250ミリシーベルト未満だが、一度に多量の放射線を浴びており、うち2人が放射線によるやけど「ベータ線熱傷」の可能性を否定できないとして福島県立医大病院に搬送された。手当ての後、25日朝にも千葉市の放射線医学総合研究所に移る。
 経済産業省原子力安全・保安院や東電によると、被ばくしたのはいずれも協力会社の男性社員で、30代2人に20代1人。3人は24日午前10時半ごろから仮設電源のケーブル敷設のため、原子炉建屋に隣接するタービン建屋地下1階の現場に入り、放射性物質が含まれるとみられる水たまりに足を踏み入れて作業した。
 作業を終え、午後0時10分ごろに個人線量計の数値を確認するとそれぞれ180.07、179.37、173.00ミリシーベルトを示していたことが判明。3人は体調は良好だが、うち被ばく量の多い30代と20代の計2人が搬送された。
 水たまりは深さ約15センチ。3人はフィルター付マスクを着け、上下つなぎの作業服に上着、ヘルメットにゴム手袋をしていたが、病院に運ばれた2人は長靴を履いておらず、くるぶしまで水に漬かった。3人の線量計は20ミリシーベルトでアラームが鳴るが、実際に鳴ったかは不明という。
 被ばく後に東電が現場を調べたところ、水たまりの表面は毎時約400ミリシーベルト、空間線量は同約200ミリシーベルトだった。実際に水に漬かって作業したのは、40〜50分間とみられる。 







福島第1原発事故 被ばくし搬送の作業員2人、千葉県の放射線医学総合研究所に搬送へ
フジテレビ系(FNN)

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20110325-00000981-fnn-soci

福島第1原発3号機の冷却機能復旧作業中に3人が被ばくし、うち2人が病院に救急搬送された。2人はベータ線熱傷の可能性があるとして、皮膚に付着した放射性物質を除去する除染などの手当てを受けた。
病院前のテントで、作業員への被ばく調査が行われた。
24日昼すぎに発生した福島第1原発3号機での被ばく事故。
復旧作業が進む3号機で、一体何が起きたのか。
午後3時すぎ、保安院は会見で「タービン建屋の地下1階で作業をされていた、ケーブルの敷設をされていた作業員の方、3名の方が被ばくをされました」と話した。
被ばく事故が起きたのは、3号機原子炉建屋の隣にあるタービン建屋。
24日昼すぎ、地下1階でケーブルの敷設作業を行っていた20〜30代の作業員3人が被ばくした。
17万3,000〜18万マイクロシーベルトの高い放射線量が確認された。
福島県立医大病院に搬送された2人は、東京電力の協力会社の20代と30代の作業員。
15cmほど水のあるところで、くるぶしまである靴を履き、作業をしていたという。
午後5時すぎ、東京電力は会見で「くるぶしぐらいまであるような靴ですね、そちらを履いていて、そのくるぶしの上ぐらいまでは、靴があるんですけれども、その上の部分から水が入ってきたようだという状況です」、「ベータ線熱傷の可能性も否定できないため、除染後、医療機関に搬送をしたということでございます」と話した。
足に放射線物質が付着したため、ベータ線熱傷という被ばくの症状の可能性があるという2人の作業員。
一体どんな症状なのか。
1999年、茨城・東海村で起きた国内初の臨界事故。
この原子力事故は、JCOの核燃料加工施設内で核燃料を製造中に起き、被ばくした作業員2人は死亡した。
この事故で亡くなった2人の治療を行ったのが、東京大学名誉教授、フジ虎ノ門整形外科病院・顧問の前川和彦医師。
ベータ線熱傷について、前川医師は、「電子線でございますので、浅い皮膚の本当に何分の1mmという単位のところまではなんとか届くような線ですね。放射線ですね。浅いんですけども、初めからその症状を呈するということはないと僕は思います」と話した。
一度におよそ17万マイクロシーベルトを超える放射線を浴びた場合の、人体への影響について、前川医師は、「今回の場合、万が一にも今、水につかった部分がベータ線熱傷であったとしましても、範囲も狭いですし、まずまず命に別状ないだろうと思います。皮膚に大きな変化がくれば、皮膚移植をするとか、通常の熱傷の扱いと、そう大きく変化はないと思います」と話した。
24日夜、会見を開いた東京電力は、3号機タービン建屋の現場にたまっていた水から、高い放射線量が検出されたと説明した。
午後8時すぎ、東京電力は会見で「現場の水の線量に関してでございますが、水の表面は、約400ミリシーベルトパーアワー(40万マイクロシーベルト/1時間)です。1時間単位、そのぐらいということです。当日、事前のサーベイ(放射線量の計測)は行っていません」と話した。
高い放射線レベルのもとで行われている福島第1原発の復旧作業。
東京電力によると、作業員が携帯している線量計は、2万マイクロシーベルトで、アラームが鳴るように設定されているという。
これに対し、被ばくした作業員の放射線量は、17万〜18万マイクロシーベルト。
今回、アラームが鳴らなかったのか、それとも気づかなかったのか、詳細はわからないという。
また、被ばくした現場には、水がたまっていたが、前日に「水が少ない」と報告されていたという。
このため、長靴を履くことが徹底されず、搬送された2人は長靴を履いていなかった。
保安院は会見で「今夜中に千葉県にある放射線医学総合医学研究所に移動されるというふうに伺っております。4日間程度、様子を見るということだと聞いております」と話した。
24日夜に会見した東京電力によると、事故現場の水の深さは15cmで、比較的症状の軽かった作業員が長靴を履いていたのに対し、ほかの2人は比較的丈の短い長靴を履いており、明暗が分かれたという。
原子力保安院によると、2人は25日、千葉県にある放射線医学総合研究所に搬送される予定だという。
一方、3号機に続き、中央制御室に明かりがついた1号機。
午前11時半、東京電力は会見で「たった今、入った連絡でございますが、午前11時30分、第1の1号機、中央制御室(の明かりが)点灯しました」と話した。
23日、表面温度がおよそ400度にまで上昇したため、急きょ、海水を注入したところ、今度は格納容器の圧力が上昇した。
このため注水量を減らしたところ、今度は温度が再び上昇した。
午後9時半ごろ、保安院は会見で「前回が172度だったものが、217.9度に上がっております」と話した。
温度を下げれば圧力が上昇し、圧力を下げれば温度が上昇。
2つの上昇リスクで、1号機は難しい綱渡りを迫られている。







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.政府・東電「甘すぎる対応」 海外メディアが激辛報道

.政府・東電「甘すぎる対応」 海外メディアが激辛報道

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110324-00000009-jct-soci


東北関東大震災で被災した福島第1原子力発電所の問題で、海外メディアが厳しい視線を向けている。特に政府や東京電力の対応力を疑問視しているようだ。

 過去に原発の検査漏れを起こしてきた東電の体質や、原子炉のぜい弱性が指摘されながらもそのままにした当局――。外国メディアが配信した記事の見出しには、「最悪への道をたどるのか」と強い調子のものもある。

■NYタイムズ、東電のずさんな検査体制指摘

  「日本政府、原子炉のぜい弱性に対する指摘を無視」

 米ウォールストリートジャーナル(WSJ)電子版は2011年3月23日、このような記事を配信した。それによると原発関係機関は、東北関東大震災が起こる数か月前から、原子炉を冷却する「復水器」と呼ばれる新たな装置の利用を検討していたという。復水器は電力が不要で、炉心が過熱して発生した水蒸気をこの装置に通して冷やし、再び炉心に戻す仕組みだ。福島第1原発では、地震と津波で電力供給システムが不能に陥り、炉心冷却装置を作動させるすべを失った。仮に、電気に頼らない復水器が十分に整備されていたら、事態の深刻化を防げたかもしれない。WSJによれば、最終的に当局は復水器設置の論議を重視せず、炉心は「ぜい弱」なまま残ったとしている。

 地震が発生してから、海外メディアは被災地に記者を投入し、津波の悲惨さや避難所の人たちの厳しい生活状態を伝えてきた。同時に、福島第1原発の危機的な状況についても連日報道、事態を収拾できない政府や東京電力に批判的な論調となっている。

 米ニューヨークタイムズ(NYT)電子版は3月21日付の記事で、運転開始から40年となる福島第1原発1号機について、経済産業省原子力安全・保安院が今後10年間の運転継続を認めていた点を指摘した。原子力安全・保安院は2月7日付文書で、この点を原子力安全委員会に報告したとしている。国内で40年を経過した原発はほかにも敦賀原発1号機や美浜原発1号機がある。

 ところがNYTによれば、2月28日になって東京電力が、福島第1で33の機器について自主検査漏れがあったことを明らかにしたという。NYTは「1号機の使用延長と、福島第1原発全体での機器検査のずさんさは、原発の運営者である東電と関係当局の不健全な関係を際立たせる」と断じた。同紙は3月15日にも、福島原発で使われている原子炉が、米ゼネラル・エレクトリック社が1960年代に開発した当初からぜい弱性を指摘されていたことを伝えている。

■「万事うまくいっている、はもう信じない」

 欧州のメディアも辛らつだ。仏主要紙のルモンド電子版は3月16日、東京電力の企業体質を取り上げた。電力業界最大手で、世界的にも最も安いとされる電気料金を実現するなど実力を誇っていた東電が、福島第1で起きた一連の事故の対応は「みじめな例」と手厳しい。情報収集が後手に回り、情報開示も遅れ、記者会見で不手際を見せた末に菅直人首相から「一体どうなっているんだ」と批判された様子を伝えている。さらに、過去に原発の検査漏れを起こしていた点や、2007年の新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発の事故では、放射性物質漏れに関する正確な情報提供が遅れたことで多くの非難を浴びたことを挙げ、「今回、東電の対応は多くの日本人の信頼を失うはめになった」と結んだ。

 英フィナンシャルタイムズ紙電子版も3月20日の社説で、東電を「原発当局となれ合いだった」と指弾。「今回(福島)の件が解決したら、日本政府は原発政策を再考する必要があるだろう。日本人はもう、『万事うまくいっている』という聞こえのいい言葉は信じないはずだ」とした。英BBC電子版は3月18日に「フクシマ−−天災か不注意か」との記事を配信。「チェルノブイリ原発の事故のようにはならない」としながらも、事故の深刻度を示す国際原子力事象評価尺度(INES)が米スリーマイル原発事故と並ぶ「レベル5」となった福島第1について厳しい見通しを示した。

 独テレビ局「N24」のウェブ版では、「最悪への道?」と題した写真特集を掲載。「唯一の被爆国でありながら、米、仏に続く世界3位の原発大国の日本」と紹介し、長崎に投下された原爆や廃墟の中の広島原爆ドームの写真から始まり、日本が歩んできた「原発の歴史」を追っている。

 海外の報道が厳しさを増すなか、首相官邸は福島第1原発事故の「外国人記者向け会見」を本格化。枝野幸男官房長官に続いて3月21日には、福山哲郎官房副長官が記者会見で、英語の質問に通訳を介して答えた。SNS「フェイスブック」に首相官邸の英語のページも開設し、海外メディアに対する情報提供の機会を増やしている。






posted by 再処理を案ずる府民の会、高野潔樹 at 03:58| 京都 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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