2011年04月02日

ごまめの歯ぎしり メールマガジン版...... 衆議院議員 河野太郎の国会日記 からの転載です。

......ごまめの歯ぎしり メールマガジン版......
       衆議院議員 河野太郎の国会日記
===========================================================
河野太郎のツィッターはこちらから! @konotarogomame

フランス大使公邸で、来日中のナタリー・コシウスコ=モリゼ
環境大臣(原子力も担当)とベルナール・ビゴ原子力・代替エ
ネルギー庁長官にお目にかかる。

ビゴ長官の名刺は、裏にカラーロゴ入りの日本語。来日の意気
込みがわかる。大臣の名刺の裏側は、英語だった。

ビゴ長官から、日本に提供できる技術の説明がある。フランス
は、これまでに原子炉を廃炉にした経験があり、廃炉にした原
子炉を水で洗浄し、その洗浄水から放射性物質を分けて水を清
浄化することができる。

一つは汚染水を蒸留して、水と放射性物質を分離するやり方、
もう一つは汚染水に特殊な粘土を入れて、放射性物質を吸着し
て取り出すやり方。

長官は、今のように外部から水をかけていると、汚染水がどん
どん広がってしまうので、はやく周りの水を清浄化して、冷却
装置を修復するべきだと力説。

大臣は、サルコジ大統領と一緒に来日し、大統領からフランス
の技術のどれが今回使えるか、2日のうちに具体化しろという
指示を受けているそうだ。


ここ数日、IAEAの避難基準と日本政府の基準が違うという
質問と日本政府の対応が本当にこれでいいのか、政府は正しい
情報を出しているのかという質問を多く受けるようになった。

そろそろ日本政府とIAEAの合同対策本部を立ち上げるべき
ではないか。世界中の知見を集めるとともに、対策本部の出す
情報に対する信頼性を高めることにもつながる。

地震から3週間たって、未だに福島第一原発のモニタリングポ
ストの数字がリアルタイムで見られない。地震と津波でモニタ
リングポストの電源が失われたというのが当初の発表だったは
ずだが、「3週間がたっても電力会社がモニタリングポストの
電源を回復できないのはなぜか」と外国メディアに突っ込まれ
ると、「東京電力だからね」としかいいようがない。
===========================================================
メルマガバックナンバーはこちら(ブログ版)↓
http://www.taro.org/gomame/index.php

■発行:河野太郎
●購読申し込み・解除:  http://www.taro.org/
●関連ホームページ: http://www.taro.org/
●ご意見・お問い合わせ: http://www.taro.org/mailform_contact.php

当レポートに掲載された記事は、全文を掲載する場合に限り転載・
再配布できます。






......ごまめの歯ぎしり メールマガジン版......
       衆議院議員 河野太郎の国会日記
===========================================================
河野太郎のツィッターはこちらから! @konotarogomame

311以後、日本の、そして世界のエネルギー戦略は変わらざるを
得ない。

特に日本のこれまでの誤ったエネルギー政策は転換されねばならな
い。

エネルギー政策を転換するという強い政治のリーダーシップの下、
それを実現するための合意形成とルール作り、そして技術開発が求
められる。

今後、原発の新規立地はできないし、政治的な決断で原発の新規立
地を止めるべきだ。この場合、40年で原発を廃炉にするというこ
とを考えると、ほぼ2050年までに日本の原発は止まることにな
る。

具体的には、2020年までに20%の省エネ・節電を実現し、廃
炉になる原子力の分を天然ガスと再生可能エネルギーで補っていく。

          2010    2020
省エネ          −     20%
再生可能エネルギー  10%     30% (37%)
原子力        25%     10% (13%)
天然ガス       25%     25% (32%)
石油石炭       40%     15% (18%)
( )内は2020年の電力構成に占める割合

最終的には、さらに省エネを進めながら、再生可能エネルギー10
0%を実現する。

欧州気候フォーラム、ドイツ環境諮問委員会、欧州再生可能エネル
ギー協会、ドイツ連邦環境庁などが再生可能エネルギー100%の
シナリオを掲げ始めているが、その多くは2050年に再生可能エ
ネルギー100%を打ち出している。

日本も、政治主導で2050年に再生可能エネルギー100%を目
指し、そのための合意形成やルール作り、そして技術開発を進める
べきだ。

2005年、太陽光発電の年間生産量は、1759MW、日本のシ
ェアは47%だった。それが、経産省と電力会社、与野党の原発族
の誤った政策により、坂道を転がり落ちるように地位を失っていっ
た。
       年間生産量  日本のシェア
2005  1759MW   47%
2007  4729MW   25%
2008  7350MW   18%
2009 10000MW以上 12%

この10年、全世界の自然エネルギーへの投資は、驚くべき勢いで
増えている。
2002   220億ドル
2003   270
2004   350
2005   600
2006   930
2007  1480
2008  1550
2009  1865
2010  2430

2010年末に全世界の風力発電の設備容量は1億9千万KW、そ
れに対して原発は3億8千万キロワット。このまま推移すれば、あ
と5年で風力発電の設備容量は原子力発電の設備容量を追い抜くこ
とになる。実際は、市場の拡大により、あと3年で風力と原子力の
設備容量は逆転するだろう。

日本の外では、再生可能エネルギーが驚くべき勢いで伸びている。

原発タリバンによる反再生可能エネルギープロパガンダから日本を
解き放たなければならない。
===========================================================
メルマガバックナンバーはこちら(ブログ版)↓
http://www.taro.org/gomame/index.php

■発行:河野太郎
●購読申し込み・解除:  http://www.taro.org/
●関連ホームページ: http://www.taro.org/
●ご意見・お問い合わせ: http://www.taro.org/mailform_contact.php

当レポートに掲載された記事は、全文を掲載する場合に限り転載・
再配布できます。





posted by 再処理を案ずる府民の会、高野潔樹 at 04:27| 京都 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。