2010年11月30日

祝島島民の会が関わる裁判のまとめ

(転送、転載歓迎です)
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祝島島民の会が関わる裁判のまとめ



上関原発問題について祝島島民の会は多くの訴訟や申し立てに関係しています。
把握できないという声もいただいたため、現在の状況などを提訴・申し立て順に以下にまとめました。

御参考ください。



埋め立て免許差し止め訴訟
原告:祝島島民74名
被告:山口県
提訴:2008年10月20日
内容:2008年に山口県が中国電力に出した、上関原発建設にかかる海域の埋め立て免許の差し止め
状況:原告側は、埋め立て免許は権利者への補償が前提であり、祝島の漁業者が上関原発建設にかかる漁業補償金(約10億8千万円)を受け取っていない段階で免許を許可した山口県の行為は違法であると主張。
   山口県は原告ら祝島の漁業者には原告適格がないと主張。
次回期日:2011年1月26日(水)10:30〜
場所:山口地裁、傍聴可



自然の権利訴訟
原告:長島の自然を守る会、祝島島民の会、祝島島民個人、全国の個人原告、スナメリ・カンムリウミスズメ他野生動物
被告:山口県
提訴:2008年12月2日
内容:2008年に山口県が中国電力に出した、上関原発建設にかかる海域の埋め立て免許の差し止め
状況:野生動物については原告適格がないとされ棄却、その他は継続して審議中。
   2009年10月の中国電力による工事区域を示す灯浮標の設置をもって「着工」とするのは誤りであって、中国電力への埋め立て免許は失効しているという請求を原告が2010年11月24日に追加。
   祝島の漁業者らも同様の訴えを起こす予定。
   (※埋め立て免許は許可が出てから1年以内に着工しないと失効する規定がある。また着工後は3年以内に竣工(工事の完了)しなければならないという規定もある。ただし後者は県知事の権限で延長が可能。)
次回期日:2011年2月23日(水)11:00〜
場所:山口地裁、傍聴可



埋立て工事妨害禁止仮処分
債権者:中国電力
債務者:島民の会、島民個人38名、カヤッカー1名
申し立て:2009年10月9日
内容:埋め立て免許の出された工事海域内で債務者らが本人、また第三者をもって工事を妨害することの禁止を求めるもの
状況:地裁、高裁ともに債権者の申し立てを認める決定を出したが、債権者が最高裁へ許可抗告をし、2010年11月19日に主張の一部を除き抗告の許可が出される。
   今後は最高裁の判断待ち。
次回期日:無し
場所:最高裁



準備工事妨害行為者に対する損害賠償請求
原告:中国電力
被告:島民2名、カヤッカー2名
提訴:2009年12月15日
内容:原告が、自身の埋め立て工事の強行に抗議した被告らの行為を工事への妨害だとして、約4800万円もの損害賠償を請求 
状況:原告の提出している証拠は写真の撮影日や位置が実際とはまるで違っていたり、映っているのが被告らであると証明する根拠が全くないものであったり、妨害行為とは程遠い状況を妨害と強弁するなどしたもので、裁判官からも証拠についてもっと詳しく説明・証明するものを出すよう催促されてしまう程度のもの。
   しかもそれに対し原告はきちんとした証明をしようとしないでいる。
   これは典型的なSLAPP訴訟(大企業や権力による市民・住民運動への口封じのための訴訟)であるという指摘もされている。
次回期日:2010年12月9日
場所:岩国地裁、次回は進行協議なので傍聴不可
   次々回からは山口地裁か広島地裁になる可能性があり、こちらは傍聴可



制裁金請求の仮処分申し立て
債権者:中国電力
債務者:島民の会、島民個人38名、カヤッカー1名
申し立て:2010年2月2日
内容:埋立て工事妨害禁止仮処分の地裁決定を受け、埋め立て海域内での妨害行為に債務者らの連帯責任で1日当たり約940万円の制裁金を課すよう求めた申し立て
状況:岩国地裁が1日当たり500万円に減額して申し立てを認める。
   高裁もそれを認め、債務者側は最高裁に特別抗告したが2010年11月19日に棄却され、決定が確定。
   ただし2010年9月以降から中国電力によってたびたび繰り返される埋め立て工事再開の強行に対する祝島の漁業者らによる抗議行動は、埋立て工事海域外で行われているため、この決定は関係ないことを中国電力自身が認めていることが報道されている。



田ノ浦海岸使用妨害禁止仮処分
債権者:中国電力
債務者:島民の会、島民6名、田ノ浦住民・シーカヤッカーら個人6名
申し立て:2010年7月22日
内容:上関原発建設予定地の海浜区域において債務者等が債権者の工事を妨害したり、テントなどを建てることなどの禁止を求めるもの
状況:9月下旬に第一回審尋があり、それで終了。
   債権者である中国電力は、埋め立て許可免許を理由に海岸部においても妨害排除請求権があることを主張。
   債務者側は、埋め立て許可免許にそのような権利はないことを主張。
   10月末にも決定が出される可能性があるという見方もされていたが、次に挙げる田ノ浦町道使用妨害禁止仮処分申し立てとの関連もあるためか、11月26日現在、まだ決定は出されていない。
次回期日:無し
場所:山口地裁



田ノ浦町道使用妨害禁止仮処分
債権者:島民の会、島民6名、他個人6名
債務者:中国電力
申し立て:2010年9月28日
内容:上の田ノ浦海岸使用妨害禁止仮処分とは逆に、祝島島民らが中国電力に対し、上関原発建設予定地である田ノ浦の町道やそことの行き来に通る海岸部の使用を、中国電力が妨害することを禁止することを求めた申し立て
状況:次回が最初の審尋。   
次回期日:2011年1月26日(水)10:30〜
場所:山口地裁、傍聴不可


その他、埋立て工事を請け負った業者による祝島島民やカヤッカーへの暴力に対する刑事告訴2件が書類送検中です。



これら裁判の費用は、自然の権利訴訟以外は島民の会が負担しています。
こういった裁判へのカンパもぜひお願いいたします。



島民の会へのカンパ、ご支援のお願い

http://blog.shimabito.net/?eid=1043568



2010年11月27日 祝島島民の会

http://blog.shimabito.net/






posted by 再処理を案ずる府民の会、高野潔樹 at 22:32| 京都 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

美浜原発:1号機、運転開始40年で式典 関電「事故の反省、教訓に」 /福井

美浜原発:1号機、運転開始40年で式典 関電「事故の反省、教訓に」 /福井
毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101130-00000234-mailo-l18

 関西電力は29日、美浜原発1号機(美浜町、加圧水型、34万キロワット)が運転開始から40年を超えたことを記念した式典を原発構内で開いた。
 関電の豊松秀己・原子力事業本部長や片岡秀郎所長が、美浜町の町木クロマツ3本を植樹。その後、近くの美浜原子力PRセンターで式典があり、約70人が出席した。
 豊松本部長は「1号機は加圧水型のパイオニアとして先頭を歩んできたが、40年間では1号機の燃料折損事故(73年)や2号機の蒸気発生器伝熱管破断事故(91年)、3号機の2次系配管破断事故(04年)などを起こしてきた」と陳謝。「事故の反省と教訓を風化させず、40年超の安全・安定運転や、後継機設置の可能性検討を進めたい」と述べた。
 美浜町の山口治太郎町長は「後継機の設置は町の発展のため重要で、美浜原発も新たな段階に入って行かなくてはならない。より一層、安全に気を遣い、町民の理解活動と地域共生を進めてほしい」と要請した。【酒造唯】

11月30日朝刊





美浜原発:1号機、運転開始から40年超 国内2例目

http://mainichi.jp/select/biz/news/20101130k0000m020071000c.html?inb=yt

 関西電力の美浜原発1号機(福井県美浜町、出力34万キロワット)が28日、国内で2例目の40年超運転に入った。政府は同1号機の10年間の運転延長を認可しており、関電はこの間に同1号機を廃炉にし、現地で後継機をリプレース(置き換え)する方針だ。関電はリプレースに向けた現地調査を始めたが、運転開始から40年を迎える原発は今後も続々と生まれるため、同1号機の安全運転とリプレースは原発高齢化の試金石になりそうだ。

 同1号機は、関電初の原発として70年11月28日に運転を開始。国内で最も古い原発は、日本原子力発電の敦賀原発1号機(福井県敦賀市)で10年3月に40年を迎えたが、後継となる敦賀原発3号機が稼働する16年に廃炉とすることが決まっている。このため、美浜原発1号機は国内で初めて50年運転を目指す原発となる。

 しかし、原発は老朽化とともにトラブルのリスクが懸念される。04年8月には関電美浜原発3号機で2次系配管の破断事故が発生。同3号機は運転開始から28年足らずで事故を起こしており、政府が原発の老朽化(高経年化)対策を強化するきっかけとなった。運転開始から40年を超える原発は世界的にも例が少なく、関電には安全確保が何よりも求められる。【青木勝彦】








美浜原発:1号機、営業運転開始40年 敦賀に次ぎ国内2例目 /福井

http://mainichi.jp/area/fukui/news/20101128ddlk18040354000c.html

 ◇「高齢化」時代が到来
 関西電力美浜原発1号機(加圧水型、34万キロワット)は28日、営業運転開始から40年となる。40年超えは今春の敦賀原発1号機(沸騰水型)に次いで国内2例目だが、最長50年運転を目指すのは初だ。後継機の「リプレース(置き換え)」についても美浜原発周辺で調査を始める。運転40年超えの原発「高齢化」時代が本格的に到来するなか、今後の事業者の判断が注目される。【酒造唯】

 米国からの技術提供を受け、60年代に300億円で建設された美浜1号機は、加圧水型の「第1世代」だ。現在、国内で増設が進む原発は主に「第3世代」と呼ばれる改良型で、特に加圧水型では敦賀3、4号機(153・8万キロワット)、川内3号機(159万キロワット)など、いずれも150万キロワット超の大型炉になっている。46年運転を目指す敦賀1号機と同様に「低出力で経済性に劣る」のは否めない。

 県内では今後10年間で、美浜2号機(50万キロワット、12年7月)、高浜1号機(82・6キロワット、14年11月)、高浜2号機(同、15年11月)など6基が運転40年となる。置き換えをするのか、運転延長をするのか。関電は「あくまで発電所ごとに個別に判断する」(豊松秀己・原子力事業本部長)との方針だ。

 ◆「置き換え」の背景

 美浜町には、早くから美浜原発の増設を求める声があった。町議会は01年に陳情と請願を採択。年1回、社長ら関電幹部と町民が対話する原子力懇談会でも、町民から「古いものの怖さは否定できず、置き換えをしてほしい」という発言があった。

 原発立地促進のため、電気料金で集めた金を原発立地自治体に交付する電源三法交付金制度の創設は74年。立地自治体にとって重要な財源だが、制度より稼働が早かった美浜1号、2号機については「早くから国策に協力したのにもらい損ねた」との思いが、一部町民にある。

 今月8日、1号機の延長を了承した山口治太郎町長は「1号機の運転開始後には固定資産税の減額措置もあった」と指摘する。「国のエネルギー政策に協力するという意味でも(後継機建設に)町民を挙げて協力していきたい」と、新しい大型炉に期待感を示した。

 ◆問われる安全性

 県民には建設当初は想定していなかった運転延長に、安全性を懸念する声もある。県は延長を了承するにあたり、敦賀1号機に続き美浜1号機でも中間安全確認の実施を求めた。

 反原発団体「若狭連帯行動ネットワーク」の松下照幸さん=美浜町=は「老朽化した原発を延長すべきではない。後継機の建設場所も活断層の直近にあり、新しいから安全、というのは間違いだ」と批判している。

 ◇「安全期待できない」 反対団体、関電に強く抗議
 美浜原発1号機が40年を超えて運転することについて、市民団体「原子力発電に反対する福井県民会議」のメンバーは27日、「過去の運転歴から判断しても、安全な運転ができるとは期待できない。強く抗議する」とする声明を関西電力に送付した。

 声明は「美浜1号機で放射能漏れ事故や蒸気発生器の細管損傷事故が続いたことを、県民の記憶からぬぐいさることはできない。国や事業者は、老朽化を高経年化という言葉にすり替えているが、原子炉容器など“心臓部”の老化はさらに進行し、重大な事態に直面しかねない」と指摘している。【安藤大介】

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 ◆美浜原発1号機

1966年 原子炉設置許可

  67年 着工

  70年 初臨界 大阪万博会場に試送電

  72年 蒸気発生器細管に穴、手動停止

     (以降も蒸気発生器トラブル続く)

  76年 内部告発で燃料棒の折損(73年)発覚

  96年 蒸気発生器を交換し運転再開

2010年 最長10年の運転延長決まる

      後継機の調査始まる








関西経済連合会:会長に関電の森会長

http://mainichi.jp/select/biz/news/20101128k0000m020021000c.html?inb=yt

 関西経済連合会(会長=下妻博・住友金属工業会長)は27日、次期会長に副会長で関西電力会長の森詳介氏(70)を充てる人事を固めた。

 下妻会長は任期満了(2期4年)を迎える来年5月下旬に退任する予定。森氏は04年に11人の死傷者を出した美浜原発3号機(福井県美浜町)の蒸気噴出事故で引責辞任した社長の後任として05年に関電社長に就任。今年6月に会長に就任し、下妻氏の後任として有力視されていた。【横山三加子】





posted by 再処理を案ずる府民の会、高野潔樹 at 22:10| 京都 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010-11-30

posted by 再処理を案ずる府民の会、高野潔樹 at 00:00| 京都 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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